六話 木の”焼け”について実験してみる①
みなさんこんにちは!
毎度久しぶりです。
近頃はこのブログのネタを作りながらも写真ばっかり撮って記事を全く書けてないという状態でした。が、またポツポツ更新していきますね!
今日は三話~五話の『家具に使う木の話』で少し触れた木の”焼け”について実験してみたので、それを少し書いてみようと思います。
そもそも焼けって?
木の焼けってそもそも何って思う方もいるかと思います。答えは紫外線による変化で肌焼けと同じようなものです。木の種類によって焼ける早さ、色など違いがありますが、それは間違いなく木の最大の魅力の一つです。合板は製作したときから少しづつ色あせていきますが、無垢材は色が濃く、深みのある色合いに変わっていきます。日光の当たり具合によって焼け方も変わるわけですから、『無垢家具はすべて一点もの』と言われるのも頷けますね!
話が逸れました…。
たまに見るのですが、無垢材の商品をネットで探したときの商品説明のところに『経年変化をお楽しみください』なんて書いてあることがありますが、あれは焼けのことです。色が変わっていく様も楽しんでくださいという作り手の願いだと思います。ただ、毎日少しづつ変色するので色の変化に気づくのは難しいところです…。なので購入後まず写真を撮っておくのがおすすめです!
いざ、実験!
では、焼けというのはどのようなものなのか実験です!
手前にタモ、奥にササフラスです。それぞれ「0日」と書いておきます。写真では色が似てますが、厳密には少し違うので、3枚目の写真で確認してくださいね。
「0日」と書いた部分を新聞で巻き、焼けを防ぎます。これで新聞を巻いた部分はもともとの木材のまま、ということですね!
この写真ならいろの違いがわかるでしょうか?上がササフラス、下がタモです。実験を早めるために窓際の陽が当たる場所に移動してます。
この写真を撮ったのが7月24日なので、まずは1か月後の8月24日に次の作業に移る予定です。そのあと2か月後、3か月後の4段階の焼け具合を見てもらう予定ですので、楽しみにしてください!
今日で実験の結果をお披露目するかのような書き方をしていたかもしれません。申し訳ないです。
しかしながら懲りずにまた見てみてください。
それでは今日のところはこれで失礼します!