三話 焼けが美しいササフラス!家具に使う無垢材の話②
みなさんこんばんは!
6月も中旬に入って全国的には梅雨でしょうか?島根県はまだですがジメジメしてます。
こんな日はエアコンで除湿したいところですが、うちの工場にはありません…。うう💦
そんな今日から資格試験の練習を始めましたー!
読んでいる皆さんからしたら「なんのことやら?」と思われるでしょう。
実は「職人」の世界にもちゃんと資格試験というものがあるのです!今回は7月7日に実施される、この試験。
その名も…、
「技能士!!」
そんなもったいぶるような名前じゃなかったですね。(笑)
今回は建具技能士の資格を取得すべく練習開始です。練習というだけあって実技の試験なんですね。なかなか難易度が高いですが、がむばります!
ここから本題です!
今日は私が作る家具に使う材料を紹介してみようと思います。
ササフラスを紹介してみる
今回紹介するのは「ササフラス」という木です。
ネットで調べてもあまり詳しく出てないと思います。私が調べたところ、別名「ゴールデンエルム」なんて呼び方もあるらしいです。(知らんかった!!) 裂けやすいとも書いてありました。
しかし普段から材料として使っている身としては少し感じが違う気がします。
まず、思ったより丈夫だと思います。家具の脚にも使えそうです。裂けやすいのは少しわかります。しかし、ちゃんと材料を見て選べば裂ける心配もそこまでないと思います。
木目がきれいだったり、荒々しかったり、いろんな顔を見せてくれる面白い木ですね。
あとササフラスを紹介するときに欠かせないのは「焼ける」こと。
木は種類によってですが、紫外線によって色が変わります。変わる色も木によってさまざま。このササフラスは濃い茶色や赤茶に変わっていきます。これが木の”味”と私は考えています。上の写真は削ったばかりの色です。
色が変わる様はぜひとも皆さんに伝えたいので、今後の更新で紹介していけたら、と思っています。
おわりに
今日はササフラスについてお話しました。しかし、この木の良さはやはり完成品で紹介したいと思いますのでもうちょっと待ってくださいね。
まだまだ他にもいい材料がありますので、次回以降紹介していくつもりです。どうぞよろしくお願いします。
それでは!